辻󠄀󠄀・山中財団
辻󠄀󠄀・山中財団は、株式会社G-Placeの株式の100%を保有しており、この配当を財源として社会課題解決につながる活動に対して寄付を行っています。当財団は、G-Placeの代表取締役会長である山中利一の「資本主義社会の持つ二極化構造こそが全ての社会不安の根源的要因であり、これを反転させる継続的な収益還元の仕組みが必要である」という想いにより、G-Placeが生み出す事業収益(株式配当)を社会に還元するための仕組みとして設立されました。
また当財団は、日本グリーンパックス(現G-Place)創業者である故辻󠄀󠄀剛正の目指した「Big company であるより Good company たれ」という企業姿勢と、現代表取締役会長である山中利一の掲げる「人は皆、二つのやりがい(経済的やりがいと、精神的やりがい)を得るために働いている。その実現のための必須条件である働く人の“尊厳の尊重”と“可能性の発掘”を常に実行する企業でありたい」という理想を、その保有する企業に対して求める役割を担っており、企業としての在り方を指し示す、G-Placeの経営の原点として存在しています。
設立趣意
辻󠄀󠄀・山中財団は、事業会社の収益を社会に還元することを目的とし、その仕組みを具現化するために設立するものである。当財団はこの目的に従い、事業会社を保有し、その事業会社の収益の一部を配当として受け、この配当を社会に還元することを自身の事業とする。
また、当財団はその保有する会社に対し、社会にとって有益な事業を創造し、且つ、そこで働くすべての人が、個々人の可能性を見出され、その結果、経済的やりがいと精神的やりがいを手に入れることができる組織であることを求める。そして、その会社の運営は、排他的でなく、多様性が認められ、個々の人格や尊厳が守られる方法でなされなければならない。
このような会社が、組織のあり様やその運営方法において、品格を有し、絶えず変化する社会や環境に対応し、自身も変化し続けることで発展し、財団の目的を継続して実現させる会社たることを望む。
財団の事業
当財団は、前述の目的を達成するために、次に掲げる事業を行う団体等に対し、助成・奨学金等の支援を行う。
(1)環境教育に関する活動
(2)奨学支援に関する活動
(3)スポーツ教育に関する活動
(4)子どもの健全育成を図る活動
(5)国際協力の活動
(6)環境保全を図る活動
(7)社会貢献活動その他公益の増進を図る活動