⼦育て中の社員の働き⽅

⼦育て中の社員の働き⽅

⼦育て中の社員の働き⽅についてご紹介します。本社・業務管理チームのチーフとして活躍するTさんに⼦育てと仕事を両⽴するための⼯夫、ワークライフバランス、チームの雰囲気、これからの展望などについて語ってもらいました。

⼦育て中の社員の働き⽅

Tさん
事務職/チーフ/30代

⼊社から現在までの経歴と現在の担当業務について

2018年にエンジニア派遣会社から転職して⼊社しました。前職では営業をしていたのですが、もともと数字の管理が得意で細かい作業も苦ではないため、経理などバックオフィスの⽅が向いているのではないかと思い、経験も資格もありませんでしたが業務管理チームの採⽤に応募しました。
⼊社後はまず経理業務を担当し、今は総務や労務なども⼀部担当しています。具体的には、会社の⽉次決算業務や⼊出⾦管理などの経理関連業務を中⼼に、従業員の勤怠管理、採⽤関連の対応、拠点の総務関連の対応などを幅広く担っています。
⼊社当時は分からないことも多かったですが、先輩にマンツーマンで丁寧に教えてもらえたので、未経験でも業務を覚えることができました。また、担当業務は絶対に間違えてはいけないものもあるため、⼀度間違えたことについては⾃分でチェックリストを作成するなど、同じミスを繰り返さないよう⼯夫してきました。
現在は教える⽴場になっているので、未経験からここまで成⻑した⾃分の経験を活かして、しっかり覚えてもらえるよう指導しています。

⼀⽇の業務の流れについて

現在、⼦どものお迎えのために時短勤務をしているので勤務時間は9時から16時です。⾃分がお迎えをする⽇は、帰ってからご飯を⾷べさせたり、お⾵呂に⼊れたりなどしています。
基本的に毎⽇、事務所へ出社しています。朝はまずメールや社内チャットを確認して、依頼事項の確認をしています。今⽇中に絶対に終わらせないといけないことから始めて、期限に余裕のあるものは場合によって翌⽇に回したりしています。業務管理の仕事は決算や⽀払いなど⽉次のスケジュールが決まっているので、基本はそれに合わせて動いており、その合間でその他の細々したことに対応しています。
ミスの許されない業務も多く集中⼒が必要ですが、それを⻑時間キープし続けることは難しいため、作業の合間に雑談をしたり、あえてそのときの作業内容と異なる依頼に対応することで、集中⼒を復活させるように⼯夫しています。

⼀⽇の業務の流れについて

所属チームの雰囲気や、メンバーの印象について

「社内で⼀番きっちりしているチーム」だと思いますが、ピリピリしているわけではなく、みんな仲良く協⼒し合って仕事を進めていると感じます。
チームが雰囲気づくりのために意識しているのは、雑談をしたり、気遣いし合ったりという部分だと思います。仕事をするときはかなりしっかりしていますが、それ以外はたくさん他愛のない話をしています。⾯接のときに⾯接官の印象が良くて⼊社を希望しましたが、⼊社後にこの会社で働く「ひと」に対する印象が変わることはありませんでした。
業務管理チームの仕事は、マルチタスクでありつつ、絶対に間違えられないものばかりです。その⼀⽅で、当社は「変化する」ことを重視しており、社会のニーズに合わせて仕組みや制度、考え⽅がどんどん変わります。ですので、仕事への姿勢としては緻密性が必須ですが、同時に常に何かしらの改善策を考えているような積極性・柔軟性を持つように⼼がけています。

印象に残っている仕事は何ですか?

プロジェクトメンバーとして進めたインボイス対応です。動き出しが早かったこともあり、1年以上かかるプロジェクトでした。それまで僕の仕事は業務管理としての⽇次や⽉次の決まった業務が中⼼だったので、プロジェクトメンバーになり、初めて知ることが多かったです。制度の知識はもちろん、プロジェクトの進め⽅、スケジュールの作り⽅や管理の仕⽅などを知ることができました。
全社員や取引先といったたくさんの⽅に影響するプロジェクトに携わることができ、とても良い経験になりました。この経験があったからこそ、それ以降の新システム導⼊などもメイン担当として進められたと思います。

成⻑を実感できたタイミングはいつで、それはどんな内容でしたか?

⽉次決算を顧問税理⼠に確認してもらう際、未経験で⼊社したので最初の頃は話の内容が全く分かりませんでしたが、⼊社後1〜2年くらい経ったころから話の内容が理解できるようになり、その時に成⻑を実感することができました。
また、数年前に担当業務の変更があり、任せてもらえることが増え、僕がメインで進めることが多くなったため、⾃分ができることも増えていったと思います。
加えて、派遣社員の⽅や最近⼊社した新しいチームメンバーを指導するようになり、⾃分⾃⾝もより成⻑してきたと感じています。⼈によって業務経験に差があるため、それぞれに合わせた説明の仕⽅を考えて指導することで、改めて⾃分の担当業務への理解も深まったと感じています。

仕事で今後、どんなチャレンジをしたいですか?

ワークライフバランスについて/
⼦育てと仕事を両⽴するための⼯夫

⼦どもが⽣まれて時短勤務をするようになってから、スケジュールをより厳密・詳細に決めるようにし、必要に応じてチームメンバーに協⼒をお願いするようにもしています。以前は「間に合わなかったら残業すればいいや」と思うこともありましたが、お迎えの⽇は絶対に残業ができないので調整が必要になります。 チームメンバーに協⼒をお願いするときは、「きちんと事前に内容を説明してから渡す」「雑に投げない」ということを意識しています。
もともと業務管理チームでは、ひとつの仕事を複数⼈で対応できる状態を⽬指して、属⼈化を無くすように取り組んできました。ですので、育児の時短に限らず、体調不良などで休むといったときも、主担当者がいなくても仕事が回るような体制ができています。実際、⾃分から依頼する前に、チームメンバーから「やっておこうか?」と声をかけてくれたりするのでありがたいです。
個⼈的には会社に来た⽅が集中できるので基本は出社していますが、家庭の事情で出社できなかったときは、上司に家までパソコンを届けてもらって数⽇間だけテレワークに切り替えたこともありました。会社にテレワークの選択肢があり、その時々の必要性で選べるので助けられています。
時短勤務については、⼦どもが保育園に通う間は制度を使おうと思っていますが、それ以降をどうするかはまだ決めていません。当社の時短勤務は、育児の場合は⼩学校3年修了まで、またその他の理由でも状況により利⽤が可能なので、制度としてはかなり使いやすいと思います。ちなみに、時短勤務のことを奥さんに話をしたときは「時短できるの??」という驚きの反応でした。

休⽇の過ごし⽅

⼦どもが⽣まれてからは、⼦どものお世話で終わります(笑) また、奥さんが⼀般的に連休になる時期でも仕事なので、奥さんの休⽇に合わせて僕が有給休暇を取っています。旅⾏へ⾏くこともあれば、⼦どものイベントごとや通院などでも有給休暇を利⽤しています。

仕事で今後、どんなチャレンジをしたいですか?

これまでは⾃分が実務担当でしたが、新⼈教育を進めて業務を引き継ぐ⽴場になりました。今は、新しいチームメンバーが⼀⼈で実務をこなせるように指導していく、というのが⽬下の⽬標です。また労務関連の対応は、今はまだ⼗分に理解できていないと感じるので、もっと知識をつけたいと思っています。
業務管理チームのマネージャーは関連する分野が広く、全業務を理解していないといけないので、チーフ(アシスタントマネージャー)からマネージャーへのステップアップとしても、まずは労務の部分にもっと関わっていきたいです。

あなたにとってG-Placeはどんな場所(=Place)ですか?

『いろいろな経験をさせてもらえる場所であり、落ち着く場所』

従業員はみんないい⼈ですし、特に京都本社のメンバーは⼀緒にいる時間が家族より⻑いので、僕にとっては「落ち着く場所」ですね。実は⼦どもが今イヤイヤ期の真っ最中で、家にいる⽅が落ち着かないんです(笑) なので、仕事を通していろいろな経験をさせてもらえる場所でもありますが、落ち着く場所でもあります。

※こちらは2025年8⽉時点の内容です