30代前半で管理職になった社員の働き⽅

30代前半で管理職になった社員の働き⽅

30代前半で管理職になった社員の働き⽅についてご紹介します。⻄⽇本営業チームのマネージャーとして活躍するKさんに仕事やワークライフバランス、チームの雰囲気、これからの展望などについて語ってもらいました。

30代前半で管理職になった社員の働き⽅

Kさん
営業職/マネージャー/30代

⼊社から現在までの経歴と現在の担当業務について

2017年に、⼤阪⽀店のオープニングメンバーとして⼊社しました。⾯接の際、直属の上司になる⽅が「⼤阪⽀店を新しいメンバーと⼀緒に⾃由に作っていきたい」とおっしゃられ、⾃分の発⾔や意⾒を聞いてもらえる環境なのではないかと期待して⼊社しました。前職では個⼈の意⾒が拾い上げられることが少なく、転職にあたっては⾃分が発信したことを聞いてもらえる環境を望んでいました。
⼊社当時は、先輩社員1名と同期⼊社の1名と、3名で⻄⽇本エリアの⾃治体を担当していました。その後、2021年にチーフ(アシスタントマネージャー)に昇格し、2024年4⽉からマネージャーの職務を担っています。
アシスタントマネージャー職に就けたのは、上司にいつも「任せられた仕事はすべてこなします」と伝えていて、その結果、営業の本来やるべき業務の範囲に留まらず、与えられた仕事からさまざまに学ぶことを続けていたからだと思います。
単純に新しいことをやるのは楽しいですし、プラスアルファをやることによってかかる負荷で⾃分が成⻑する、つまり結果的には「⾃分のためになる」と思っています。そういう意味で「無駄なことは無い」と思っていますし、仕事だけではなく私⽣活においても、今やることがどこかで繋がって何かに活かせるのでは?という意識を持つようにしています。

⼀⽇の業務の流れについて

マネージャーになってからは、基本的に毎⽇、事務所へ出社しています。業務内訳は、各メンバーの状況・数字の管理などのマネジメントが全体の7割で、残りの3割は、まだ持っている担当案件の営業と、担当する「タベスケ」というサービスの営業企画に関連した業務というようなイメージです。
事務所に出るようにしているのは、「出社する⽅が仕事モードになる」ということと「家を仕事の場にしたくない」ということの両⽅の理由からです。家では家事もあるし、奥さんから「⽬の前で仕事しないで欲しい」と⾔われてもいます(笑)
マネージャーとして⼼がけていることは、G-Placeで仕事をする中で⾃分が⼈間的に成⻑する経験をしていることもあり、この仕事場を、単に数字を追うだけでなく⼈間的な成⻑を実感できる場にしていくということです。仕事上の成⻑に留まらず、私⽣活に還元できるような成⻑ができる場だといいなと思います。
今は全体を⾒ることの重要性を感じていますが、先々は、個々⼈の成⻑という意味でも、組織⼒という意味でも、⾃分がいなくても回るチームを作りたいと思っています。

所属グループの雰囲気や、
メンバーの印象について

⼤阪⽀店(⻄⽇本営業チーム)全体の雰囲気は「和やか」ですね。それと、チームメンバーはみんな真⾯⽬です。みんなそれぞれで⾊々なことを⾒て、考えて、判断して話していると感じます。特に今の20〜30代の⼈たち全体の雰囲気なのかもしれませんが、勢いでいく、というより、しっかり考えて発⾔していると感じます。
また、⼀⼈ひとり数字の意識は強く持っているので、雰囲気は和やかですが、みんなとても真剣に仕事に取り組んでいます。

所属グループの雰囲気や、メンバーの印象について

印象に残っている仕事は何ですか?

ECの店⻑を任せていただけたことは、⾃分の仕事の転機になりました。アシスタントから営業への転属は、当社で初の事例でした。
当時の上司は私の⽇ごろの働きぶりを⾒て評価してくださって、「この⼈ならきっとECの売り上げを伸ばしてくれる!」と思い、店⻑に抜擢してくださったようです。⾃分の仕事が評価され、新しい仕事に挑戦させてもらえたことで、今の⾃分があると思います。

成⻑を実感できたタイミングはいつで、それはどんな内容でしたか?

⾃分の営業スタイルはこれ、というのが分かったのは、とある⾃治体のスマートフォンアプリ導⼊のときです。この案件では、アプリをリリースする直前でアプリストア側の審査が通らず、予定の⽇にリリースできないということが起きました。アプリを提供する仕事は、GoogleやAppleといったプラットフォームのルールに準じざるを得ず、突然の規定の変更や理由の分からない審査落ちなど、対応に苦慮することがあります。
この時も、どうすれば審査を通るのか明確に⽰されていなかったのですが、何度も市役所を訪問して、⾃分が持っている情報を全て共有し、毎⽇丁寧にやり取りをすることに専念しました。
結果、なんとか再設定した⽇付にリリースすることができたのですが、その際に、本来なら怒って当然であるお客様に、「安⼼感があった」「Nさんが営業で良かった」「Nさんだからここまでやってもらえたのが分かった」と仰っていただけました。
この経験を通して、トラブル発⽣時でも普段の営業でも「⽬の前の⼈に喜んでもらうために何ができるかを常に考えて、やれることを最⼤限やる」という⾃分のベースができたと思っています。
また、転職して⼤阪に来たころに、異業種交流会のようなイベントにたくさん参加して、とにかくいろんな⼈と話す機会を作りました。新しい⽣活圏で社会⼈の友達が欲しかったことに加え、営業職として知らない⼈と話すことへのハードルを下げるためのチャレンジでもあったのですが、本当に慣れるのには1年くらいかかったと思います。
実は、学⽣のころはめちゃくちゃ⼈⾒知りであがり症でした。⾼校までは無難に波⾵を⽴てないように、⾃分をあまり出さずに⽣きてきたのですが、 浪⼈したときに予備校の寮に住むようになり、寮⽣活では本当の⾃分を隠すことが難しく、素が出てしまうことがありました。そうしたら、素を出した⽅が⾯⽩がってもらえるということが分かり、「⾃分を知ってもらうことって楽しい」ということが分かりました。
社内でも、 とにかく⼈と話すことを意識しています。京都本社や東京⽀社に⾏ったときにも、できるだけ多くの⽅に挨拶するようにしており、 このことで、仕事がやりやすくなったと感じています。 ⼈となりが分かれば話しやすいですし、 他部署の⼈と仕事を進める際にすごくプラスになっています。
ただ、実は今でも「明⽇この⼈と会う」と分かっている場合は、前⽇にお⾵呂の中で独り⾔をしながら、話すことをシミュレーションしています(笑)

ワークライフバランスについて/休⽇の過ごし⽅

ワークライフバランスの「ワーク」については、「今⽇やろう」と決めていた仕事がその⽇のうちに終わらないのが気になってしまう性格なので、タスクをできるだけ細かく分けてカレンダーに⼊れ、予定した分が確実に終わるように管理しています。
「ライフ」の部分では、ご飯の作り置きをたくさん作るようにしています(笑) 週2回くらい、中華スープ・味噌汁・鍋ものなどの具だくさんの汁物を作り置きしていて、あとはご飯だけ焚けば晩ご飯になるようにしています。毎晩早めに寝るように⼼がけていて、作り置きはその為でもありますが、料理⾃体がリフレッシュにもなっていますね。
休⽇はとにかく「釣り」です! 病的に好きなので、多い時には毎週末、釣りに⾏きます。和歌⼭まで⾞で2〜3時間かけて⾏くこともあります。あとはジムに⾏って体を動かしたり、ご飯の作り置きを作ったり、鉄のフライパンを育成したり。⾞の移動中や釣りの最中に、仕事に関するいいアイデアが浮かぶこともあるので、⾃分にとっては⼤切な時間です。

仕事で今後、どんなチャレンジをしたいですか?

仕事で今後、どんなチャレンジを
したいですか?

新規事業の⽴ち上げをしたいです。会社がまだやったことの無い視点の仕事を⽴ち上げたいですね。もともと⾃然や⽣き物が好きなので、それに関する事業ができればベストです。担当している⾃治体向けの事業の中でできるなら、それが⼀番ですが、⾃治体向けにこだわらなくてもいいと思っています。⼀番は「⾃分がやりたいから」ですが、派⽣的に今いるチームにとっても、その存続のために新規事業が必要だと感じています。事業を⽴ち上げ、その上でその事業に取り組むチームの⽴ち上げまで、可能なら経験したいです。

あなたにとってG-Placeはどんな場所(=Place)ですか?

『⾃分のやる気次第で、⾒たことのない景⾊、
味わったことのない経験ができる場所』

世の中には、やることが決まっていて、それが⼀⼈ひとりのところに降りてきて、個々がきちんとこなす、そしてその中で⾃⾝のやりがいを⾒つけていく、という仕事も少なくないのではと思うのですが、G-Placeではやる気次第で⾃分のやりたいことができると感じます。
今の上司を⾒ていると、仕事をする中で取り扱うテーマはいろいろ変わっていってるんですよね。その⽅は、「業界問わず『事業の進め⽅』と『利益を⽣む仕組み』を考えれば、ビジネスとして⾊々挑戦することができる」と仰っていましたが、その通りだと思います。
僕⾃⾝も、この環境を⽣かして成⻑していきたいと思います。

※こちらは2025年7⽉時点の内容です