プレスリリース
オムロン ヘルスケア社製AEDの取り扱いを開始します
当社はこの度、オムロン ヘルスケア株式会社の自動体外式除細動器(以下AED)の取り扱いを開始いたしました。
取扱商品
「自動体外式除細動器 レスキューハート HDF-3500」
オムロン ヘルスケア AED
AEDとは、突然心臓が正常に拍動できなくなった心停止状態の心臓に対して電気ショックを行い、心臓を正常なリズムに戻すための医療機器です。
心停止の原因のひとつは、心室を収縮させる電気信号の乱れによって起こる痙攣(けいれん)です。痙攣を起こしている心臓に電気ショックを与え、電気信号の乱れを取り去ることで、痙攣を止め、心停止状態から回復することが可能となります。これを、「除細動」といいます。
除細動することができなければ、心臓の痙攣を止めることができません。AEDは心肺停止状態から回復することを助ける唯一の医療機器です。
除細動が1分遅れるごとに、救命率は7~10%減少すると言われています。また、心停止から3~5分経過すると脳機能の損失が始まり、一命を取り留めても障害が残る可能性が高くなります。除細動が1分遅れると社会復帰率が9%減少する一方で、AEDの設置密度を4倍にすれば社会復帰率も4倍になる、というデータがあります。(※1)
AED到着後1分で電気ショックをかけることができると仮定すれば、突然心停止を目撃した際、発生現場から往復2分の位置にAEDが設置されていれば、3分以内に除細動が可能です。そのためにも、設置密度を上げるとともに、一般市民による積極的なAEDの使用を普及促進していくことが重要です。
平成 27 年中に救急搬送された、心原性(心臓に原因がある)の心肺機能停止数は7万3,697 件です。(※2)
この内、一般市民が目撃し、AEDを使用したのは1,103件で、1か月後の生存率は54.0%、1か月後の社会復帰率は46.1%で、AEDが使用されなかった場合と比較して、生存率は約4.9倍、社会復帰率は約6.8倍も高くなっています。(※3)
平成27年の1,103という件数は、10年前(平成8年)の144件の約7.7倍、5年前(平成23年)の738件の約1.5倍と、年々増加してきています。(※4)
心原性心肺機能停止という状況において、AEDは、一般の方が使用できる救急救命医療機器です。
音声によるナビゲーションや、センサーによる電気ショックの必要性の判断など、緊急の場面で特別な知識や技術が無くても安心・安全に使用できるよう適切に設計されているため、まずは機器を設置導入することが、救命率を上げることに大きく寄与します。
当社は、地方自治体や一般企業などの様々な取引先に広くAEDの設置導入を勧めることを通じて、国内におけるAEDのさらなる普及を推進することで、社会に貢献していきます。
【AEDおよびAED普及活動については、以下をご参照ください。】
取扱商品
「自動体外式除細動器 レスキューハート HDF-3500」
オムロン ヘルスケア AED
AEDとは、突然心臓が正常に拍動できなくなった心停止状態の心臓に対して電気ショックを行い、心臓を正常なリズムに戻すための医療機器です。
心停止の原因のひとつは、心室を収縮させる電気信号の乱れによって起こる痙攣(けいれん)です。痙攣を起こしている心臓に電気ショックを与え、電気信号の乱れを取り去ることで、痙攣を止め、心停止状態から回復することが可能となります。これを、「除細動」といいます。
除細動することができなければ、心臓の痙攣を止めることができません。AEDは心肺停止状態から回復することを助ける唯一の医療機器です。
除細動が1分遅れるごとに、救命率は7~10%減少すると言われています。また、心停止から3~5分経過すると脳機能の損失が始まり、一命を取り留めても障害が残る可能性が高くなります。除細動が1分遅れると社会復帰率が9%減少する一方で、AEDの設置密度を4倍にすれば社会復帰率も4倍になる、というデータがあります。(※1)
AED到着後1分で電気ショックをかけることができると仮定すれば、突然心停止を目撃した際、発生現場から往復2分の位置にAEDが設置されていれば、3分以内に除細動が可能です。そのためにも、設置密度を上げるとともに、一般市民による積極的なAEDの使用を普及促進していくことが重要です。
平成 27 年中に救急搬送された、心原性(心臓に原因がある)の心肺機能停止数は7万3,697 件です。(※2)
この内、一般市民が目撃し、AEDを使用したのは1,103件で、1か月後の生存率は54.0%、1か月後の社会復帰率は46.1%で、AEDが使用されなかった場合と比較して、生存率は約4.9倍、社会復帰率は約6.8倍も高くなっています。(※3)
平成27年の1,103という件数は、10年前(平成8年)の144件の約7.7倍、5年前(平成23年)の738件の約1.5倍と、年々増加してきています。(※4)
心原性心肺機能停止という状況において、AEDは、一般の方が使用できる救急救命医療機器です。
音声によるナビゲーションや、センサーによる電気ショックの必要性の判断など、緊急の場面で特別な知識や技術が無くても安心・安全に使用できるよう適切に設計されているため、まずは機器を設置導入することが、救命率を上げることに大きく寄与します。
当社は、地方自治体や一般企業などの様々な取引先に広くAEDの設置導入を勧めることを通じて、国内におけるAEDのさらなる普及を推進することで、社会に貢献していきます。
【AEDおよびAED普及活動については、以下をご参照ください。】
※1 「AEDの具体的設置・配置基準に関する提言」日本循環器学会AED検討委員会、日本心臓財団
(https://www.jstage.jst.go.jp/article/shinzo/44/4/44_392/_pdf)
※2 総務省消防庁の「平成28年版 救急救助の現況」
(http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/kyukyukyujo_genkyo/h28/01_kyukyu.pdf) P77
※3 同上 P92
※4 同上 P80
(https://www.jstage.jst.go.jp/article/shinzo/44/4/44_392/_pdf)
※2 総務省消防庁の「平成28年版 救急救助の現況」
(http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/kyukyukyujo_genkyo/h28/01_kyukyu.pdf) P77
※3 同上 P92
※4 同上 P80