事務職から営業職になった社員の働き⽅

事務職から営業職になった社員の働き⽅

事務職から営業職になった社員の働き⽅についてご紹介します。設備資材事業グループのシニアマネージャーとして活躍するKさんに仕事やワークライフバランス、チームの雰囲気、これからの展望などについて語ってもらいました。

事務職から営業職になった社員の働き⽅

Kさん
営業職/シニアマネージャー/40代

⼊社から現在までの経歴と現在の担当業務について

バンドマンの夢に区切りをつけ中途採⽤で⼊社し、現在の販売管理の部署で主に公共イノベーション事業の事務をしていました。そこから当時の上司からの薦めもあって、産業資材の部署(現:設備資材事業グループ)へ転属し、営業として販売を担当するようになりました。
「メーカーさんとの打ち合わせは作曲活動・レコーディングのように」
「お客様へのご提案はオーディエンスへのパフォーマンスのように」
まさに⾳楽活動で培った経験を活かし、まるでロックスターのような姿勢で営業活動に挑むのが⾃分のスタイルです。
現在の役割は設備資材事業グループのグループ⻑(シニアマネージャー)として、⾃社商材の「アクロバット(⾼所安全対策製品)」や「エコロ⽊(廃プラスチック製擬⽊)」のファン獲得とメジャーデビューを必達任務としマネジメントを担っています。

⼀⽇の業務の流れについて

⼀⽇の業務の流れについて

朝⼀でメールや社内チャットなどで連絡確認をしてまとめて返信し、その⽇に⾏う作業の時間配分もこの確認作業の結果で決めています。朝から取引先や現場、倉庫へ⾏くこともあるため、その場合は移動中に連絡確認をしています。
所属部署では共有アドレスを活⽤しているため、全員の案件がすべて⾒えるようになっています。だからこそ、⾃分にとってメールチェックは楽しい作業です。ほかのメンバーの動きが⾒えるので、新規の案件を⾒つけたときは「新しいドラマが始まる!」という気持ちになります(笑)
⽉で⾔うと3割強が在宅勤務⽇で、在宅の⽇は事務作業に集中します。

所属グループの雰囲気や、メンバーの印象について

設備資材事業グループは⾃由闊達で勢いがありますが、連携もできているのが特徴です。常にお祭りのような雰囲気があって、⾃分はマネージャーとして⾳頭を取る役で、メンバーがみんな、やりたいことをやれるような環境づくりを意識しています。
個々⼈のモチベーションの上がり下がりは、気をつけて丁寧に⾒ています。下がり気味の⼈がいれば声をかけ、達成しやすい⼩さな⽬標を⼀緒に考えて設定し、それが達成できればしっかり褒めます。社外とのやり取りには共有アドレスを使っており、お互いの仕事の動きが⾒えるので、⾵通しも良いです。
誰かの作業が溜まっていることが分かれば声をかけるなど、会話を⼼がけています。メンバーにはマネージャーである⾃分からとにかくよく電話をかけ、コミュニケーションを取るようにしています。「社内で⼀番仲が良いチーム」という⾃負があり、その⾃負はコミュニケーションをよく取っていることから⽣まれています。

印象に残っている仕事は何ですか?

⼀つは、「エコロ⽊」が⼤⼿電⼒会社で採⽤されたことです。営業になって2年⽬のとき、ビギナーズラック的に⼤⼿と直接取引が決まったので印象に残っています。
もう⼀つは、「アクロバット」の最初の案件で、世界的な飲料メーカーでの採⽤が決まったことです。アクロバットを商材として採⽤するか検討中の段階で、市場の反応を⾒るため試しに展⽰会へ出展したことがありました。そこでの来場者の反応が良く、「これはいけそうかも?!」と思っていた⽮先に、まだ販売⽅法も確⽴できていない中で、とある飲料メーカーから「設置のため、すぐに現地調査をしてほしい」という依頼を受け、展⽰会の2週間後には設置先の屋根上に上がっていた、ということがありました。
その展⽰会は7⽉開催だったので、8⽉に現地調査し、翌年の1⽉に⼯事するという異例の超スピードで進んだ案件でした。しかし、この成功がチームを勢いづけるきっかけになりました。「(誰もが知る)あの企業で採⽤されたのだから、ほかもいけるだろう!」と、前向きな気持ちになれました。

成⻑を実感できたタイミングはいつで、
それはどんな内容でしたか?

⾃分で⾃分の成⻑を評価することは、難しい。仕事は⽇々進んでいくもので、渦中にいると成⻑を実感しづらいということがあると思います。
⾃分は仕事で紙の⼿帳を活⽤して、それを後で⾒返し・振り返ることで、成⻑できた部分や、「良く乗り切ったな」と思うようなエネルギーに溢れていた時期を再確認するようにしています。
毎年11⽉くらいに新しい⼿帳を買って、12⽉の予定は前のものを書き写して使うのですが、そのときに過去を振り返ります。⼿帳を⾒返して⾃分で⾃分を褒めることもあれば、「あのときできたなら、今もできるはず」と⾃分を⿎舞することもあります。⾃⾝の成⻑だけでなく、事業の成⻑も実感できる⼤切な習慣です。

成⻑を実感できたタイミングはいつで、それはどんな内容でしたか?

ワークライフバランスについて/休⽇の過ごし⽅

40代になってから睡眠を⼤事にするようになりました。⾃分に必要な睡眠時間が分かってきて、8時間は寝るようにしていて、早い⽇は22時に寝て、朝は5〜6時には起きています。
⾃分は「趣味が仕事」なので、アフターファイブも頭では仕事のことを考えていることが多いです。気になる会社の情報をネットで検索することもあれば、終業後は誰からも連絡が⼊らず集中できるので、今後のプロジェクトのアイディアを練ることもあります。バンドをしていたときの曲作りにはタイムカードは無く、24時間ずっと作曲のことを考えていたので、それが今でも習慣になっているのだと思います。
そうは⾔っても、オンオフの切り替えという意味ではかなりしっかりしているので、オフになったときは完全にオフ! それがちゃんとできていれば良いと思います。もちろん、仕事のことを考えない⽇もあって、在宅勤務で終業後の時間に余裕があれば、庭いじりを楽しむこともあります。
コロナ禍で在宅勤務になったとき、窓の外に⾒える庭が気になるようになりました。雑草を刈り取るところからスタートし、それから花壇やウッドデッキを作りはじめ、最終的にガーデニングが趣味になりました。年を取ったせいか、花を⾒ると「きれいだな」と思うようになって(笑)
休みの⽇には庭いじりをするか、⼀週間分の⾷材の買い出しのために、奥さんと⼀緒に⾞で少し離れた場所にある⼤型のスーパーやホームセンターへでかけています。
休⽇を利⽤して、⽉に1回の整体も⽋かせません。30代後半くらいから、回復に時間がかかるようになったことをきっかけに、整体へ通うようになりました。整体後は⾝体が軽くなったり、温かくなったりするので、効果を感じています。⾝体のコンディションが上がると仕事のパフォーマンスも上がりますよ。

仕事で今後、どんなチャレンジをしたいですか?

グループでの仕事で⾔えば、新しい事業の芽を⾒つけたいです。今は「アクロバット」の基盤事業化を⽬指していますが、次に取り扱う商材・サービスを⾒つけるために、常にアンテナを張っています。
新規事業を育てることを得意としているグループだと思うので、基盤事業まで育てた事業は事業を継続することが得意な⼈にバトンタッチして、⾃分たちはまた新しい事業を育てるというサイクルでどんどん基盤事業を⽣み出して、会社⾃体を⼤きくすることに貢献したいです。
G-Placeは「恐れずに挑戦し、変化をし続ける」ということを、会社として背中を押してくれています。⾃分をここまで育ててくれた会社に対し、今度は⾃分が会社を⼤きく育てていきたいという思いがあります。

あなたにとってG-Placeはどんな場所(=Place)ですか?

『家』

上司も部下も含めて、みんなに対して家族のように思っています。誰にも変に意識して気を遣うようなことはなく、会⻑や社⻑にも相談を持ちかけやすいです。 家族で例えるなら会⻑はお⽗さん。⾃分にとって社⻑はダンディでかっこいい憧れの存在なので⼤兄貴だと思っています(笑) 仕事をサポートしてくれる販売管理の⽅たちは親戚という感じですね。
先祖代々という⾔葉がありますが、会社で⾔えば創業者から脈々と受け継いでいるものがあり、それを⾃分たちの世代が引き継いでいく使命があると感じています。

※こちらは2025年8⽉時点の内容です